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石井博貴短編演劇集vol.1

​『Aを求めて』

石井博貴がプロデュースする演劇企画。
その第一弾となる本公演は、答えを求める人たちをユーモラスに描いた短編集。
「コントをやるために俳優になった」と公言する石井自身が、愛するコントとこれまでに学んできた演劇の魅力を織り交ぜた短編作品を複数書き下ろし。
“誰でも観やすく面白がれる。だけどちょっぴりマニアック”をテーマに、日常を切り取ったような作品から少し不思議で怖い作品まで、多様な作品をオムニバス形式で展開する。
脚本、演出はもちろん、音楽も石井自身で担当する。

​短編作品ラインナップ

(作:石井によるセルフライナーノーツを添えて)

1.行列にて
2.謝罪教
3.(文化)祭のあと
4.見えすぎ
​5.熊

 

行列にて

 中学生の頃、友人とディズニーランドに行った際、どうせ話題も早いところ尽きてしまうだろうと考え、なぞなぞの本を持っていき待ち時間になぞなぞを出して時間をつぶしていました。かわいいですね。中学生っぽいですね。そんな経験からこの話を書きました。

 では、ここでなぞなぞをひとつ。出会ったら挨拶よりまず名前を言わなくてはいけない場所ってどーこだ。

謝罪教

 日々働いていると時折、クレーマーという名のモンスターに遭遇するときがあります。そんなときに我々が繰り出せるのは「たたかう」でも「じゅもん」でもなく「あやまる」です。「あやまる」って嫌ですよね。明らかにこっちに非があるとしても謝りたくない。

​ 事ある毎に人の謝罪を目にすることが増えたのはそういうご時世だからでしょうか。それとも僕が大人になったということでしょうか。そんな「あやまる」への疑問を投げかけるお話です。

(文化)祭のあと

 僕の通っていた高校は三年に一度しか文化祭がない高校でした。当時は「毎年やれよ」と思っていましたが、今思うとそれでよかった気がします。文化祭を毎年やるということは、毎年何かしらの黒歴史が生み出されるという意味でもあります。ちなみに僕はその三年に一度の文化祭で意を決してギターで弾き語りをしました。「モテたい」その一心で歌いました。モテませんでした。でも、あの日勇気を出してステージに立ったことが今に繋がっているようなそんな気がします。

​ 何が言いたいかというと、文化祭はそれまでの人生とそれからの人生の分岐点な気がするということです。……伝わります?

見えすぎ

 見えないとか知らないものにこそロマンを感じます。UMAとか妖怪とか。幽霊もそのひとつです。姿かたちが見えないからこそどんなものなのか気になってしまう。そんな幽霊が出てくる話を書きたいと思って書きました。本当はぞっとするような話にしたかったのですが、結果これが一番バカみたいな話になってしまいました。その真意はぜひ劇場に確かめに来てください。

​ ちなみにおばけが出てくるホラー映画は一切観ることができません。暗所恐怖症です。超怖がりです。なのでこの話の脚本を書くときだけ人がたくさんいる明るいファミレスで書くようにしていました。

 家族ってなんなんだろうとこの歳になって考えることが増えてきました。これから自分が誰かの夫になったり、父になったり、祖父になったりするのだろうか。あんまりイメージがつきません。だから同い年で結婚して子供がいたりする地元の同級生のこと、すっごい尊敬しています。正直すっと子ども扱いされたい。毎年お年玉が欲しい。サンタを信じながら眠りたい。

​ 家族って書類一枚で解消できてしまう脆さもあるよなと思いながらこの話を書きました。とにかくこの話はとある田舎の町の家族の話です。

​​​​​​​​​​​​​キャスト

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荒波タテオ

 バイト中の不慮の事故で背骨を折り俳優生命の危機に陥ったものの、奇跡的に復活を遂げた生命力がとても強い荒波さん。復帰直後の舞台で出会いました。

 その申し訳なさそうな表情は一級品。何も悪いことをしてないのに何かやらかしたような雰囲気をまとっているので時折「本当に何かやらかしてしまったのでは?」と不安になります。

 今回の作品では本当に何かやらかしてくれるかもしれません。もちろん良い意味で。(石井)

 優しい空気を纏いつつ、芯のある俳優さんだなと思っていました。何か今井さんにだったら無茶目なことを要求しても大丈夫なのでは?と思い、この度お声をかけさせていただきました。今井さんが出てくれるとなってから何故か脚本の執筆スピードがぐんっと上がりました。何故かわかりませんが。この場を借りて感謝いたします。ありがとうございます。

 短編集の魅力は一回の公演で一人の俳優さんの色んな役が観られるというところです。今井さんの色んなキャラクターが観られると思うと今からとてもワクワクしてます。​ま、書くのは僕なんですけど。(石井)

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​古賀ありさ(演劇集団 円)

 こんなことを思うことはそうそうないのですが、自分がスタッフとしてついた舞台で見た古賀さんの稽古場や劇場での立ち振舞いがどことなく自分と似ているような気がして、もしかしたらとっても良い作品作りの仲間になれるのではないかと思い今回オファーしました。

​ この文章を書いているのは稽古開始前ですし、脚本も書き上がっていませんが、陰と陽、善と悪、大人っぽさと幼さ、コメディとシリアス等々、古賀さんの秘めたるものを存分に発揮していただけるような作品になると思います。何度も言いますが、脚本は書き上がっていません。頑張る。(石井)

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 ビジュアルが良いやつは基本的に性格が悪いか異性を泣かせることをするかどちらかだと思っているんですけど、松波くんは稀に現れるそのどちらでもない真の男です。かっこいい、優しい、マッチョ。モテる男の三大要素を揃えたパーフェクトガイ。今回この企画をやると話したら二つ返事で「出たい!」と言ってくれて、その素直さに心打たれて今回出演していただくことになりました。

 アイドルとしても活動する松波くん。そんなことを微塵も感じさせない役をやってもらおうと企てています。俺の目標は松波くんのファンを泣かせる。以上です。(石井)

松波幸希

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​ なんでもこなせる器用さと見ていて安心できる佇まいを兼ね備えた千葉さん。千葉さんの持つ愛嬌は演劇界随一だと勝手に思ってます。

 主人公もできるだろうし、一瞬しか出てこない役でもインパクトを残せるだろうし、そんな千葉さんに何をやってもらおうか!と考えているだけでとても楽しくなります。嬉しい悩みです。悩みすぎて一周回って千葉さんは出てこないかもしれません。そのときはごめんなさい。

​ なんとか千葉さんが出演できるような作品を作ります。御期待ください。(石井)

千葉恵太

​今井彩奈未(北区AKTSTAGE)

 

​​​​​​​スタッフ

​​​​​​​石井博貴

プロデュース・脚本・演出・音楽

杉浦由夏

音響・制作

 
チケット

​前売・当日 2,500円(当日精算のみ)
チケット発売開始 2021年12月18日(土)12:00~

公演​スケジュール

2022年1月21日(金)~2022年1月25日(火)

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​公演会場

​新宿眼科画廊 スペース地下

〒160-0022
東京都新宿区新宿5-18-11
03-5285-8822
www.gankagarou.com/

JR新宿駅東口より徒歩12分
地下鉄東新宿駅より徒歩6分
地下鉄新宿三丁目駅より徒歩7分